辺鄙な研究所

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キンカジュウは頭が良い

皆さんは、キンカジュウという動物を知っているだろうか?

 

キンカジュウはサルみたいな動き方をするので、サルと間違えられがちなのだが、アライグマの仲間である。

 

動物といえば、人間よりもご飯なのだが、キンカジュウは人間に興味があるようで、動物園では飼育員が給餌しに獣舎へ入るとキンカジュウに絡まれている様子が見られる。

 

人懐っこいやつである。

 

天王寺動物に遊びに行ってみると、トリカルネットを利用した採食エンリッチメントが設置してあった。

 

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餌皿に餌を置いておくと一瞬で食べてしまうので、こうやってフィーダーを使う事で頭の体操をさせる。


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難易度は、ぱっと見高め。その理由は、キンカジュウの手先が器用だからである。先ほどサルのようと述べたが、サルと同じくらいに器用に手を使う事ができる。


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よく見ると、おもちゃのボールと、餌の入ったカプセルがフィーダーの中に入っている。

 

キンカジュウは「当たり」の玉を特定して、さらに狭いネットの隙間からカプセル内部の餌を指と口だけで引き摺り出さないといけないようだ。

 

なかなか楽しそうなシステムである。天王寺動物園にはキンカジュウが2箇所で展示されていた。どちらの展示場にも同じフィーダーが入れられていたが、見比べると片方はすぐに攻略しており、もう片方は苦戦していた。

 

苦戦していた子が上達することを祈っている。

 

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その翌日は民博へ。キーウィみたいな鳥のオブジェがいたよ。