僕は、この研究所に、いろいろと記事を投稿していきたいなと考えています。
その投稿内容のネタは、旅行から生み出されています。野生動物の保全のような、しっかりとした目的をもった調査旅行の時もあれば、友達とただ楽しむ旅行の時もあります。これらの旅行では、必ず一眼レフカメラを携帯し、記録を残しております。
今2種類の旅行を挙げましたが、僕にとっては明確な目的がない旅行のための計画を立てる方が、目的ある旅行の計画を立てるよりも楽しくて、そして苦痛です。(すごーく大変です。)
国内旅行を話題にします。前提として、僕は旅行の計画は必ず立てる派です。旅先に何があるか知らないで行くと、何も満喫できずに終わってしまうからです。なので、割と緻密に計画を立てます。
そして、旅行当日は、立てた計画をある程度なぞりながら、現地で見つけた観光地に切り替えたり、偶然見つけたスポットに立ち寄ったりしています。
旅行計画を立てようとする時、まずネットで検索したくなりますが、この方法だと知らない土地の場合、地名と写真だけが羅列されがちなネット情報だと地理的な情報や、周辺スポットのイメージが湧きません。なので、必携なのが、るるぶやまっぷるなどの地図付きガイド本です。
まずはさーっとこの本全体に目を通していき、どのような地域があり、どんな観光地があるのかを、把握していきます。
次に、都道府県の公式観光ホームページへアクセスします。公式ページの場合、全域の観光地が羅列されており情報網羅性が高く、かつエリアやアクティビティの種類で条件を絞れるようになっています。
ガイドブックと公式ページの情報をもとに、行きたくなった場所や、元々やりたいと思っていた事が叶いそうな場所を、「場所名(地域名):なにするか」に沿ってワードにメモっていきます。例えば、「(有)銚子海洋研究所(銚子市):ホエールウォッチ」のような感じです。
これを一日あたり3箇所を目安にやっていきます。二泊三日なら9箇所です。
そして、適当にあげた行きたいところリストの名前をGoogleマップにピン立てしていきます。今回は千葉県を例にやっていますので、Googleマップにログインをし、「千葉観光スポット」というファイルを作ります。このファイルにどんどん調べたスポットを保存することで、勝手にピン立てが完了していきます。
ここまでの作業をすると、行きたい観光スポットの一覧と場所が整理されています。さらに、なんとなく土地勘が頭にも入っているでしょう。
最初は、銚子と鴨川は同じ千葉だから往来可能と思っておりましたが、実際には遠い場所だから一泊だと行けなさそうだし、二泊でも移動ばかりになっちゃうなと、理解できました。
遠さの確認は、感覚で判断するだけでなく、Googleマップでも行います。先ほどピン立てしているので、「千葉観光スポット」フォルダからすぐに参照できますね。
銚子でホエールウォッチングをした後に、清水渓流に行くのは厳しいかな、というのが分かります。
結論として、二泊三日の千葉旅行では南房総と北総を巡ると車での移動ばかりになるから、今回は温泉でのんびりすることを目的の一つにするため、北総と九十九里エリアだけにしておこう、というようにエリアを落とし込みました。
最後に、北総と九十九里の観光スポットを指定して、ウェブ検索したり、図書館(または本屋)で情報を仕入れます。そして、ワードへのメモと、Googleマップへのピン立てを行うとオリジナルの旅行計画が完成します。
あとは、レンタカーや特急の確保、予約制のアクティビティがあれば予約と、時間に間に合うような旅程を組んでおけば完成です。
この作業、割と大変なんですよね。友人に、何したい?と聞くと、大抵「なんでもついていくから予定立てて!」と明るく言われます。そうすると、よし任されたというポジティブな気持ちと、面倒だなぁというネガティブな気持ちの両方に挟まれます。
一つ言えるのは、旅は行く前から始まっているということです。
ということで、目的なしの千葉県旅行してきます。